先週の土曜日

気持ちの良い秋晴れの中、

ひょうごの森のまつりが

西宮市にある

兵庫県立甲山森林公園にて

おこなわれました。

 

ひょうご森のまつりとは…

兵庫県では、水源のかん養(水が自然にしみこんでいく、地中に浸透する)など多様な公益的機能を持つ森林を「県民共通の財産」と位置付け、県民総参加で森を守り、育て、広げる取り組みを行っています。それをPRする場として、毎年「ひょうご森のまつり」を開催しています。 *パンフレットから一部引用

その中で、西宮市の環境学習として特有の取組みとされている

EWCのエコスタンプを通した環境学習があります。

エコスタンプを多く集めた、

すなわち環境学習にたくさん取り組んだ方々を

アースレンジャーとして認定する仕組みがあります。

現在市内では5000人余りの子どもたちがアースレンジャーに認定されているのですが、

今回はその中から代表で選ばれた7名の市内の小学生が

宣誓文を宣言してくれました。

 

その宣誓に感動したので

担当している小学校の先生にお願いして

宣誓文のご紹介をさせていただけるよう

原稿をいただいたので、皆さんにもご紹介したいと思います。

(宣誓文は代表校として選ばれた子どもたちと環境学習の担当の先生が一緒になって考えられたということです。)

 

 

「ただ三つ葉 千万人を おびき寄せ」

植物学者 牧野富太郎博士が西宮の「ツツジ」を見て感嘆されたときの言葉です。

文教都市である西宮は市内の半分が緑の地域です。

「夏を越し 秋落ち する酒の中、ひとり西宮の酒は 秋晴れ である」

酒造りに欠かせない水として、

「天与の霊水」と呼ばれた「宮水」は豊かな水源に恵まれた西宮の象徴です。

かつては白松青松の美しいなぎさであった西宮の海岸は

昭和の高度経済成長で姿を変えました。

砂浜の多くの部分がコンクリートで埋め立てられました。

それでも阪神間で唯一砂浜がわずかに残っています。

それは偶然ではなく西宮市民の自然を愛する気持ちが残しました。

私たちは、

ここ一千万年以上の歴史を持つ魅惑の山、

甲山で宣言します。

自然の素晴らしさ、歴史、文化や産業と環境との関わりを学びあい

環境に配慮した行動を実践できる市民となることを。

さまざまな地域で、

環境問題、

自然災害で苦しんでいる方々がいます。

今、このときをどう生きるか、

これからどう生きていくか悩まれている方々がいます。

私たちは環境学習をとおして、

私たちができることを実践し、

行動することの大切さを学びました。

わずかな力ですが私たちは行動を起こしていきます。

未来の人々が笑顔で、

自然と共存できるように

私たちが受け継いだ未来を築くバトンをつなげたいのです。

それはわたしたちが受け継いだ命のバトンです。

西宮市の自然環境の豊かさを象徴する

‘’船坂谷のブナ”の葉に、

年輪に刻まれる思い出はすべての生き物が豊かに伸びやかに生きる姿であってほしいのです。

「つながるめぐみ つながる命」

私たちが未来に引き継ぐのは豊かな自然と共存しようと行動する市民の力です。

 

 

牧野富太郎さんの言葉から始まる宣誓に

心揺り動かされた秋晴れの午前中でした。