近畿市民派学習会に参加するために、長岡京市へ行ってきました。

今回のテーマは

1)10:00~ 「生活保護行政をめぐる課題」
  ~向日市の生保ケースワーカーが死体遺棄事件に引き込まれた問題から考える~
  講師:吉永純さん(花園大学教授、全国公的扶助研究会会長)
(2)12:00~ お昼ご飯 ・交流タイム
(3)13:00~ 「長岡京市常設型災害ボランティアセンターの取組みと市民活動について」
  講師:長岡京市災害ボランティアセンター・山田ひより氏
(4)14:00~ 「災害時の議会行動指針について」(グループでの意見交流)
(5)15:00~ 「予算編成を学び、予算修正にチャレンジしよう!」
  講師:塩見牧子さん(生駒市議)

このようなスケジュールでした。

15時からの予算編成と予算の修正を学ぶは、グループになって、数字とにらめっこ。

修正のやり方はわかったけれども、何よりも難しいのは、その予算の修正を議会が一致して提出できるかというところやな…と学びながら思うところでした。

いつも本会議場で質疑して、おかしいと思うところは発言しているけれども、

それだけでなくて、全体の予算に反対するだけでなく、これはおかしいとおもうところを取り出して

修正する予算の提案までできるようになりたいと思います。

次の3月議会ではそんな提案ができるようにこれから準備してもいいかもしれない…と思うところです。

 

今回の学習会では、生活保護行政の課題について…というところがとても興味深かったです。

しかも、お隣の席に座ってらした方が(京都だったかな?)もともとケースワーカーをしていたということ

前の席に座っていた議員さんも、そのようなお仕事されていたということもあり、

生活保護とはなんぞや?

という基本的な部分から、また、それだけでない実践の部分でのお話しを講師の方以外からも聞くことができました。

 

わたし、今、健康福祉の常任委員会に所属しているので

担当している所管課でもあります。

また、市民相談なんかでもこういった件を取り扱うこともあったり。

また、子どもの貧困というテーマでは、子どものいる生活保護家庭への支援を考える場面もあります。

 

生活保護についてはテレビでもドラマ化されていたり、ニュースになったり…と話題に上がる場面が多い。

とはいえ、本質的な部分や制度としての詳しいことはあまり周知されていない。

でも、生活保護って私たちの生活のセーフティーネット、基盤になる部分、ここが揺らげば私たちの生活自体が揺らいでしまう

大切なところなんだということがわかりました。

 

制度しての課題は車を持てない、貯金ができない。

そうなると、どんなことが起きるかというと、

車がないと生活できないような場所や状況の人たちは、生活保護を受けるか車を持つかの判断に迫られます。

自分のお葬式のお金さえも貯金することができないという状況も生んでいます。

頂いた資料によると、海外と比較しても、障害者を除き車の所持を原則不可としているのは日本だけで(資料内で比較されていたのは、ドイツ、フランス、スウエーデン、イギリス、アメリカ、韓国、日本)貯蓄ももちろん日本だけが認められていない状況でした。

貧困率は高いのに、保護率は低いというのが日本の特徴でもあるというのも資料で見えてきたことでした。

 

保護基準が様々な制度の物差しになっているのに、この基準の引き下げは保育料や課税最低限度額、就学援助など50程度の制度に影響があるものだということでした。

また、そもそもの制度の周知がされていない、ケースワーカーなど専門職となるはずの人がころころと変わってしまい必要な情報の徹底ができていない、などなど。

そして、そんなことを踏まえて西宮市を振り返れば、ケースワーカーの標準配置数ケースワーカー1人:保護受給者数80人に対して現状では1:110~125人を受け持っているという状況。  また、ケースワーカーさんが標準数よりも25名も不足している状態が続いています。

ケースワーカーさんも抱える案件が多くなれば、丁寧な対応ができなくなるのは目に見えること。自立を促していかなければならないのに、とりあえず最低限度の事務作業だけで終わってしまうのではないか?

実際のところ、明石市では抱える案件が多く、訪問していないのに書類上は訪問していたことにしていたというようなことが大問題になりマスコミでも取り上げられていました。

人権の砦のなるケースワーカーさんの仕事にもスポットを当てたい。

質と数の確保がこちらも急務です。

もうっ!公務員削減とかしていたらこんなことになっていて、本当に困るんですけど!と声を大にして言いたい。

 

子どもの貧困に対する施策に関しては、学習支援が今まではメインだったのですが、法改正があって生活への支援もすることが言われています。

このあたりのことは、CWの数不足で本当に支援できるの?ということを決算審査でも話していたことなんですが、

具体的な支援策がない西宮でもできそうな事業を昨日茨木市の議員さんから聞いてきたので

またそれは次回の一般質問で取り上げようと決めました。

 

勉強会は明日もあります。

市民祭りで議会体感ツアーの司会をした後に向かいます。

(議会体感ツアーにも是非皆さん来てくださいね、私は12時からの回におります)

明日は子どもの権利とインクルーシブ教育について。

また、報告します。