国立大学の京都教育大学付属小中学校へ視察に行きました。

義務教育学校が西宮市で開校される来春までに、1年生から4年生と5年生から7年生と8・9年生という3段階で分けて考えるこの方法について(4-3-2制と呼んでいます)もっと考えを深めていきたいという思いで、視察に行ってきました。

京都教育大学ではこの4-3-2制をとっており、しかも教育課程・教育システムについて研究している学校ということでエビデンスをもってこの4-3-2制に取り組んでいるとのこと。

また、そのエビデンスのもとになるのが学校の先生たちの声。

日々の子どもたちとの生活の中でなんとなくそんな風に捉えていた子どもたちの様子をしっかりと数値化して、なんとなくではなく説明できるように小中一貫教育以降の16年間をかけて、しっかり研究されている結果を伺ってきました。

中1ギャップについても中1ギャップではなく「小中ギャップ」なんだということ、児童生徒の育ちや学びの日常的教員間情報共有が相互になされていないことで起こる事象だということを説明されていました。

そもそも、6-3制が子どもたちに合っているのか?という根拠がないというところからスタートし子どもの育ちに合わせるとどのように個々の子どもたちを捉えていくのが良いのか?を考えていらっしゃいました。

その、一番の子どもの成長の根拠となるのが

「具体的操作期」から「形式的操作期」への移行。

この移行期が5,6,7年生にあたる子どもたちの成長段階でみられることを研究し発表されています。

国立大学付属ということもあり、そこからさらに少しでも全体の子どもが形式的操作期への移行が早まるような研究をされているのですが、そもそもこの移行期の子どもたちをどう捉えることができるかで、個々の子どもたちへの具体的なアプローチ方法も変わってくる。

それを知っているか知らないかで、先生たちの子どもたちへの接し方、説明の仕方も変化させることができるのではないか?と考えました。

小中一貫の義務教育学校が子どもたちの成長を中心にして成り立っていく、そのスタート地点にいるんだということを共有しながら進めていくことができればと思いました。