大阪で開催されている、チャイルドライン養成講座に参加しました。

チャイルドラインってなんだろう?  https://childline.or.jp/

(以下、チャイルドラインHPから引用)

「チャイルドラインは、18歳までの子どものための相談先です。
かかえている思いを誰かに話すことで、少しでも楽になるよう、
気持ちを受けとめます。あなたの思いを大切にしながら、
どうしたらいいかを一緒に考えていきます。
お説教や命令、意見の押し付けはしません。

またチャイルドラインは、世界中の国々が話し合ってつくった「子どもの権利条約」の理念を大切にしています。
私たちは、子どもたちの人権が守られ、子どもも大人と同じように一人の人間として人格や意見を尊重される、そして誰もが人間らしく生きていける社会をつくりたいと思っています。」

子どもたちの電話やネットを使った相談を受ける人のボランティアの養成講座があります。

本当は私もしっかりとこの養成講座を受けたいのですが、連続受講がなかなか難しく、単発で勉強だけさせていただいています。

子どもの声を聴くって本当に難しいことだと思います。

でも、この子どもの声を聴くという姿勢は子どもの権利を考える時にとても重要なので、自分の中での芯を持ちたくて、参加せていただいています。

今回のテーマは

『性の多様性と多様な生き方』 「LGBTのことそして人権 -誰もが生きやすい社会へ-」 講師は弁護士の南和行さん

『エンパワメント』 「エンパワメント!~人生を自分らしく幸せ・元気に生きる、まずは支援者たちの自尊感情を高めよう~」 講師はHEALホリスティック教育実践研究所所長・eトコプロジェクト代表の金香百合さん

の2つのテーマでのお話しでした。

 

南先生のお話しからは、人権の視点を持って、多様な性から見える本人たち自身のことをお話しくださいました。

南先生自身が同性愛者だということもあり、その視点でのお話しがリアルに伝わってくる。

自分自身を定義するものがなく、社会的存在として認めてもらえることができるのか?異性愛がスタンダードな社会の中、子ども自身が自分を同性愛だと認識できる子は少ない。生まれたときから、自分の視点が社会と同じような視点にあることで、自分自身の主軸を異性愛に置いてしまっている。そのことで、自分自身を傷つけることもあるし、大人への距離感を見ようとしてしまう。

また、トランスジェンダーということも、自分がどんな性自認があるのか?そして、自分自身は何なのか?という自分の呼び名を知り、そして相手を知るということ。その相手の違いをどう感じ、受け止めるのか?

自分自身が柔軟になり普通や正しいことという概念を超えていける存在になれれば、少しは社会は変化してくるのかもしれないし、子どもたちの声を受け止める時には、そういった自分の中にある当たり前を取り除き、子どもに向き合うことが大切なんだと学びました。

 

金先生はワークショップ形式で対人援助者の三つの力をテーマに当事者と援助者の相互作用からエンパワーが実現するというお話し。

対人援助者に必要な三つの力…人間力(人間に興味をもち、関わり、理解していこうとする力)、社会力(社会が人間に与えている影響を理解し、人間が社会を変えていくこともする)、対話力(話すべき時に話す、聴くべき時に聴く、バランスよくできる)

援助者であり当事者でもある私たち。その私たちのエンパワできる環境ってどんなもの?どんな状態なんだろう?

「つながり、関わり、関係性、バランス、リズム、タイミング」ホリスティックに考えていくことで自分を知る、人を知る、そして、自分の中にある枠組みを広げていくことが必要。

自分のことを見つめることができなければ、当事者を支配してしまうことにもつながるので、援助者のことにすりかえないように自分自身にも向き合い、しんどくなれば援助者としての役割から一歩引くことも大切だということでした。

自尊感情からエンパワメントへ、自他尊重の自尊感情が大切。

なんだか、自分自身に向き合う時間となって、私が元気で今の仕事ができているのも私を支えてくれている人たちがいて心と身体に栄養をもらっているおかげなんだ、とあらためて気づかされることになった時間でした。

 

1時から5時までほとんど休憩なくの講習会でしたが、エンパワメントされて帰路につきました。